grbl1.1+Arduino CNCシールドV3.5+bCNCを使用中。
BluetoothモジュールおよびbCNCのPendant機能でスマホからもワイヤレス操作可能。
その他、電子工作・プログラミング、機械学習などもやっています。
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*CNCマシンの制作記録は2016/04/10〜の投稿に書いてあります。


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2016年8月3日水曜日

CNCマシン:LaserWeb3

ブラウザベースのG Code SenderであるLaserWeb3ができたようです。
ちょっと前までLaserWeb2でしたが、いつのまにかLaserWeb3にバージョンアップしたみたいです。
以前、LaserWeb1と2を試してみたときの内容はこちらへ
追記:
LaserWeb4(アルファ版)もできたようです。
Chrome上で動くようです。
さっそくダウンロード&インストールしてみました。
各OSごとのインストール方法はwikiページにのっているので、やや面倒ですが、それに従えば難しいことはないと思います。どうやらRaspberry Piにもインストールできるようなので便利かもしれません。
dxf、svg、stlなどのフォーマットも読み込めるようです。

関連:
Laserweb3を使用してスタンプ制作(使用例)

2016年7月9日土曜日

HDMIアダプター

Raspberry Pi3にタッチスクリーンを接続するためのHDMIケーブルが、差し込み口に対して向きが合っていないので、いくつかHDMIアダプターを購入してみました。
元々タッチスクリーンに付属していたHDMIケーブルは一番上のものです。フラットケーブルなので曲げにくい方向があります。下にある各アダプターがAliExpress今回購入したものです。オス-オス、90度、11cmの短いケーブル、180度回転可能なものなどあります。国内で購入すると500円以上しますが、AliExpressだとそれぞれ100円~200円前後です。
特に、この二つがタッチスクリーンと接続する際に便利そうです。左のものは90度を2個つなげて180度折り返すパターン、右のものは180度どちらの方向にも折り曲げることができるアダプター(結果的には、右側のものを使う予定)。

こんな感じで、タッチスクリーン(7インチ)には外側に向けてHDMI端子がついているために、裏面の内側に折り返したい時にあると便利です。
最終的には、こんな感じにしたいと思っていますが、実はまだ上手くつながっていません。180度折り曲げて、オス-オスでつなぎ、90度折り曲げてRaspberry Pi本体につなげたいのですが、HDMI端子がこのままだと表裏反転したままになっています。なので、Raspberry Pi本体を表裏反転しつつ、逆90度のアダプターが必要になります。

アクリル板をタッチスクリーン裏にネジ留めし、そのアクリルにRaspberry Pi本体をとりつけるイメージです。ということで、逆90度のアダプターを追加注文しました。

アマゾンだと、ものによっては安いものもありますが、500円くらいするときもあります。
追記:最近は安いものも出てきました。
全部に対応 HDMI 接続 変換 4つセット mini HDMI & micro HDMI 90° L型 延長 コネクター
Posted at 2017.6.6
ten10
販売価格 ¥63
(2017年6月6日16時5分時点の価格)
売上げランキング: 470


AliExpressなら、

AliExpress.com Product - HDMI male to HDMI female cable adapter converter extender 90 degree right angle adaptor for 1080P HDTV near wall PC monitor
AliExpress.com Product - 180/360 Degree Rotating Adapter HDMI Male to Female HDMI Cable Adaptor Connector extender for 1080P HDTV
AliExpress.com Product - 12cm Angled Mini HDMI Male to HDMI Female M/F Adaptor For Monitor and Camera device With Mini HDMI
100円〜200円前後で購入できます(2~3週間かかりますが)。探せば上記以外にも、もっと安いものもあると思います。

最近は、アマゾンでも中国製の安いものがたくさん売っています。アマゾンに在庫がある場合は、すぐに発送してくれることもありますが、ものによっては中国から発送してくる場合もあるので、AliExpressで購入するのとあまり違いがない場合もあります(届くまで時間がかかる、AliExpressよりやや高い)。

追記:
Raspberry Piの小型モニターとHDMI接続するなら以下のコネクタがいいかもしれません。
AliExpress.com Product - Elecrow HDMI Connector for 5 inch HDMI Raspberry Pi Screen Dispaly DIY HDMI Connector Kit 113円(送料無料)180度折り返しのプラグなのでモニタのサイドに出っ張りがなくてよさそうです。

2016年6月14日火曜日

Raspbarry Pi3 7インチタッチスクリーン1024x600px

Raspberry Pi3(AliExpressで4328円)を購入した際に3.5インチタッチスクリーン(480x320px:1322円)も同時に注文しましたが、3.5インチだと小さすぎて使いづらいので、さらに7インチタッチスクリーン(1024x600px:5028円)を注文し直しました。それが今日届きました。送料無料でしたが、8日間で届いたことになります。かなり早いほうです。

Raspberry Pi3本体よりも値段が高かったのでためらいましたが、やはり3.5インチでは使いづらいので購入することに。いつものようにAliExpressで探してみましたが、結果的に1024x600pxのものにしました。
公式の7インチタッチスクリーンもありますが1万円くらいします。しかも解像度が800x480pxです。

Raspberry Pi RASPBERRYPI-DISPLAY
Posted at 2017.6.18
Raspberry Pi
販売価格 ¥10,899
(2017年6月18日0時4分時点の価格)
売上げランキング: 1334

AliExpressで探してみると、当然安いのですが、7インチでもいくつか種類がありました。
だいたいは、7インチでも
・800x480px、タッチパネルなし(3000円前後)
・800x480px、タッチパネルあり(4000円前後)
・1024x600px、タッチパネルなし(4000円前後)
・1024x600px、タッチパネルあり(5000円以上)
という感じ。
AliExpress.com Product - LCD HDMI Touch Screen 5 inch Display TFT 800*480 for Banana Pi Raspberry Pi 3 / 2 Model B / B+
解像度だけで見れば、800x480pxなら5インチというのもありますが、3.5インチ480x320pxでは小さすぎたことから、できるだけ大きく1024x600pxを候補としてます。


こんな感じで公式と同じ7インチ800x480pxの大きさですが、いろいろ基板とかついているため、ケースがないとこのままでは使いにくいという感じ。4200円送料無料。いちおうタッチスクリーンです。
これでもいいかと思いましたが、もう少しさがしてみると、


これは7インチでも1024x600pxもあります。しかも3230円です。しかしどうやらタッチスクリーンではなさそうです。タッチスクリーンはあまり使わないので(でもあったほうがよさそう)、これでもいいのかもしれません。
これは先ほどのものにケースというか土台がついたもの。4307円。あまりいいデザインではないですが、こんな感じでまとまっていれば使いやすいかもしれません。これもタッチスクリーンなしです。ただの1024x600pxのLCDスクリーン。ただこれも含め上の3つは基板は同じタイプ。小さい基板とタクトスイッチの基板はキーボードと書いてありますが、何か調節用でしょうか。気になるのが電源部分。もしかするとRaspberry Pi本体とは別に電源が必要かもしれません。USBとDCプラグのケーブルがついているので、Raspberry PiのUSB端子から電源供給かもしれません。

そうなるとつぎに考えられるのは、1024x600pxでタッチスクリーンのタイプ。
こんな感じで余計な基板などなくすっきりしているタイプ:7794円。1024x600pxでタッチスクリーン。アクリルっぽいケースというかフレームがついています。でもけっこう高価です。ケーブルもUSB経由でタッチパネル制御、モニターはHDMIケーブルです。

そしてこれのケース(フレーム)なしのものが、今回購入した以下のもの。
現在5384円。購入したときは5%オフとクーポンで5028円でした。
これは1024x600pxでタッチスクリーン。
それで、最初の写真にもどると、

5000円代になると、このようにタッチパネルの基板も本体にまとめてあって、HDMIケーブルとUSBケーブルを接続するだけです。別電源は必要なし。ただですらケーブルでごちゃごちゃしてしまうので、できるだけすっきりしていたほうがよさそうです。裏側は以下のような感じ。


注文して次の日には配送したようで、送料無料になっているわりには8日間で届くというかなり早い対応です(ほかのショップもこのくらいの対応をして欲しい)。たぶん、他のショップの多くは注文を受けてから在庫確保しているに違いない(無在庫転売/ドロップシッピング)。そのためすぐに配送できないのでしょう。
このショップはおそらくメーカー直送のためか、配送もすぐだったし梱包もしっかりしています。
内容物は:
7インチタッチスクリーン本体
HDMIケーブル
USBケーブル
ネジ+スペーサー
DVD-R

そして付属DVD-Rには、以下のようなものが入っていました。

さらに中には、
マニュアル各種、ドライバー、イメージファイル、ソフトなど一通り必要そうなものが入ってます。配送の対応が早かったし、付属のソフト類もきちんとしており、ここのショップは今までになくかなり親切です。
Documentフォルダのなかに7inch Quick start(Read Me).pdfがあるので、それを見てみると、


1 .How to easily check if the LCD is OK?
Connect the LCD's USB interface to the windows-system computer's USB interface,
connect the LCD's HDMI interface to the computer's HDMI interface (connect to USB, then connect to HDMI).
Normally, we can see the Windows to identify a touch driver. When the installation is completed (the first installation generally requires 3~5 minutes), you can test the touch and LCD display.

2. using the images we have provided.
Step 1: Step 2:
Step 3:
Copy the image to the computer.
Format SD card by
SDFormatter.exe, downloaded the image into the SD card by
Win32DiskImager.exe.
Insert the SD card to Raspberry Pi, use the HDMI cable to connect Raspberry Pi

and LCD. Connect the one of four USB of the Raspberry Pi and LCD with the USB cable, then Raspberry Pi on electricity. If the display and touch are normal, the procedure is successful. (Please use the 2A power supply enough)
3. how to use with the official mirrors of Raspberry Pi?
Step 1:
Step 2: Step 3:
Download the latest image from the official website.
https://www.raspberrypi.org/downloads/
Format SD card by SDFormatter.exe, downloaded the image into the SD card by Win32DiskImager.exe.
Open the SD card drive, find the config.txt file in the file, then add the following code in the end according to resolution:
·For 7inch HDMI LCD (B)(800 x 480),Add
max_usb_current=1
hdmi_group=2
hdmi_mode=1

hdmi_mode=87
hdmi_cvt
800 480 60 6 0 0 0
·For 7inch HDMI LCD (C)(1024 x 600),Add
max_usb_current=1
hdmi_group=2
hdmi_mode=1
hdmi_mode=87
hdmi_cvt
1024 600 60 6 0 0 0

こんな感じです。どうやら、公式のイメージファイルも使えるようです。SDカードにマウントしたイメージファイルのconfig.txtに上の4行を書き足せばいいようです。
しかし、このようにやってみたのですが、画面には何もでてこない(白画面)でした。よく読むと一番上にUSBとHDMI接続すると3~5分くらいかけてタッチパネルのドライバーがインストールされるようですが、すぐに電源を切ってしまいました。モニターはHDMI接続なので、すぐに使えるとは思うのですが、少なくてもタッチパネルのドライバーはインストールしないとダメそうです。
ということで面倒なので、DVD-Rに入っていたイメージファイルをチェックしてみると、2016年3月のものになっていたので(現行の公式イメージファイルより一つ古いバージョン)、まあ大丈夫だろうと、そのままこのイメージファイルごとをマウント(ApplePi Bakerで)しました。やはりそうするとあっさり使えるようになりました。

一通りwifi、キーボード、日本語など設定し、
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
をしながら、scrotやbCNCもインストールもしてみました。

これ↑が、bCNCの画面です。3.5インチとは違って広々しています。縦が600px、このままだとやや下のほうが欠けていますが充分つかえそうです。左下が上下左右のジョグボタンです。ぎりぎり入っているのでこのままでもいけそうです。
以下は3.5インチのときの画面。かなりちがいます。上の画面の約1/4くらいしか見えていなかったという感じです。

それとこの3.5インチだとHDMI経由ではなくI2C通信で画面を表示させているため、すこし反応が遅いのも気になっていました。
今回の1024x600pxだとかなり実用的です。同じ7インチでも公式の800x600pxよりもピクセル数は多いのでその分表示される内容も増えます。
やっとこれでRaspberry Pi3が使えるようになったという感じです。

ちなみに画面が小さい場合は、右側の「State:」をクリックすれば折りたたむことができるので、下の「Command:」の入力欄も見えるようになります。また右画面との境目を左右に動かして画面幅を調整することもできます。


http://elinux.org/RPiconfig#CMA_-_dynamic_memory_split

追記:
どうやら付属のイメージファイルには以下のbcm2835というCライブラリも既にインストールされているらしい。

Install C Library bcm2835
The bcm2835 installation package file can be found on: /home/pi/bcm2835-1.25 under the image we provide, or can be obtained from the official website: http://www.airspayce.com/mikem/bcm2835/
Copy the installation package into your own system via a USB flash drive, enter the bcm2835-1.25 folder, then do this to install:


./configure
make
sudo make check
sudo make install

2016年5月28日土曜日

CNCマシン:Raspberry Pi3でbCNCを制御+Pendant

前回、bCNCをRaspberry Pi3にインストールはできましたが、Pendant機能でMacBookからChrome(ブラウザ)を使ってアクセスできませんでした。しかし、今日再度やってみたらつながりました。理由はたぶんボタンの押し間違えだと思います。なので手順をまとめておきます。

従来は、
PC(bCNC起動)<--(USB接続/通信)-->Arduino(Grbl)+CNCシールド
であったのが、
Raspberry Pi(bCNC起動)<--(USB接続/通信)-->Arduino(Grbl)+CNCシールド
という感じになるということです。

まずRaspberry Piの容量アップ:
おそらく初期設定だと
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
などやっていくと、すぐに容量が一杯になると思います。
df -h
をTerminal上で入力すると、
こんな感じで表示されるのでどのくらい余裕あるか分かります。
これ↑は、容量アップした後の状態(8GBのMicroSDカード使用)。最初はたしか2〜3GBくらいしかなかったはず。
容量アップするには、Menu>Preferences>Raspberry Pi Configuration(以下)で、
「Expand Filesystem」があるので、そこをクリック(要再起動)。
容量アップした後にまた押してみると、もう既に容量アップしていると言われます。
これで容量にゆとりができたはずなので、いろいろ必要なものをアップロードしていけます。

Pipのインストール:
bCNCで使うpyserialをインストールする前に、pip(pythonソフトをインストールしたり管理するソフト)をインストールしておきます。Terminalで以下を入力。
sudo apt-get install python-pip

Pyserialのインストール:
さらに以下を入力。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
で一応アップデート/アップグレードしておきます。かなり時間がかかるときもあります。
アップデート/アップグレードがおわったら、
sudo pip install pyserial --upgrade

bCNCをインストール:
Raspberry Pi3の3.5インチの画面だときびしいので、MacBookでダウンロードしたbCNC(https://github.com/vlachoudis/bCNC)のデータをUSBメモリで受け渡したほうが早いかもしれません。
こんな感じでとりあえずbCNCフォルダごとデスクトップへ。
フォルダをあけると、以下のような感じ。この時点でCNCマシンのArduinoとは接続して置いて下さい。

bCNCを起動:
bCNCというファイルが2個あります。右上のほうのbCNCファイルをクリックするのですが、最初は反応しないかもしれません。なので、Terminalから、
cd Desktop/bCNC-master
と入力してこのフォルダ内に移動し、
sh bCNC
と入力すれば起動するはずです。画面がでてくるまで5秒くらいかかるかも。
次回からは、bCNCファイル(右上のほう)をダブルクリックすることで、以下のようなウィンドウがでて、

ExecuteもしくはExecute in Terminalで以下のように起動するはず。
こんなbCNCの画面がでてきますが、3.5インチスクリーンだと下のほうにあるジョグボタンが見えないし、スクロールで下に移動もできません。幸い、Port:とOpenボタンはぎりぎり入っているので、Port:を▼で選んでその右となりに半分見えているOpenボタンを押します。
つながれば、Not connectedがConnectedに変わります。
そのあとに画面上部Controlタブを選び、左側のほうにあるunlockボタンを押せば、ConnectedがIdle状態になります。

さらにPendantを起動(Wifi環境を利用してスマホなどから遠隔操作する):
全体的なシステムは以下のような感じ。
スマホ<--(Wifi通信)-->Raspberry Pi(bCNC起動)<--(USB接続/通信)-->Arduino(Grbl)+CNCシールド

画面上部のFileタブを選び、以下の画面で、
▶︎Startボタンを押せば、Pendant機能開始になります。

以下のような確認画面がでてくるのでYesをクリック。前回ここで間違っていました。勝手に右側がYesだと思って押してしまっていたようです。だからつながらなかっただけ。
そうするとブラウザが自動的に立ち上がって、Pendant機能の操作画面がでてきます。それでジョグ操作してもいいかもしれません。

MacBookでRaspberry Pi3のポートが開いているか確認:
上画面ではhttp://raspberrypi:8080にアクセスするとPendantが使えますが、一応事前確認としてポートが開いているか確認してみます。
Raspberry Pi3上では、右上のwifiマークにマウスをのせると以下のように黒い画面表示がでるので、ここで192.168.3.8に相当するIPアドレスとなります。

このIPアドレスのポート8080が開いているかMacBookのネットワークユーティリティで確認します。Raspberry Pi上のbCNCを起動してPendantボタンを押しておしてからポートの確認をして下さい。
だいたいこんなところ↑にあるはずです。

MacBook上でネットワークユーティリティを起動し、右端のタブを押すとこんな↑画面。
ここでRaspberry Pi3のIPアドレスをいれますが、raspberrypi:8080を入れてだめなら、数字でIPアドレスをいれます。
Scanボタンを押すと、下の画面に開いているポートがでてくるはずです。ここで、
Open TCP Port: 8080
がでてくればつながるはずです。

その他の端末からアクセス:
MacBookやスマホなどのブラウザで、IPアドレスにポート8080をつけて、192.168.3.8:8080にアクセスします。
こんな感じです。これはMacBook上のChromeからアクセスした画面です。そのままの画面だと広がりすぎたので、表示>縮小を2回くらいして画面を小さくしました。
ここでHome | Unlock | Resetボタンの下にIdleと表示がでていればジョグボタンで操作できるはずです。Not connectedがでているとダメです(前回そうだった)。


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まとめ:
ということで、当初考えていたRaspberry Pi上のbCNCでCNCマシンを制御するというところまではできるようになりました。
しかし、あまり使い勝手が良くない。すべては3.5インチタッチスクリーンが使いにくいだけなので、7インチくらいにしないとダメかも(7インチについてはこちら)。
もっと本格的にRaspberry Piをホストとして使うのなら、前回試してみたリモートデスクトップなどのほうがいいかもしれません。

CNCマシン:Raspberry Pi3にbCNCをインストール

当初の計画であったRaspberry Pi3にbCNCをインストールしてみることにしました。Pythonは入っているようなので、pipとpyserialをインストールするところから始めました。

AliExpress.com Product - 2016 Original UK Made Raspberry Pi 3 Model B 1GB RAM Quad Core 1.2GHz 64bit CPU WiFi & BluetoothAliExpressで3883円(送料込み)。

bCNC wikiには、
sudo apt-get install pip
と書いてあるのだけれど、どうもインストールできない。かわりに
sudo apt-get install python-pip
と入れてみたらようやくインストールできたようです。
つづけて、
sudo pip install pyserial --update
を入力。エラーっぽいのがでたので、
sudo pip install pyserial
を入力すると、--updateをつけろと、再度
sudo pip install pyserial --update
で、なんとかインストール完了。
Raspberry Pi3はwifiにはつながっているので、bCNCのデータをダウンロードしに
https://github.com/vlachoudis/bCNC
へ行ってみると、どうやらRaspberry Pi3のブラウザでは古いSafari扱いされてダウンロードできない。仕方ないので、USBメモリ経由でMacBookに入れてあるbCNC-masterフォルダごと移動。
とりあえず、こんな感じで準備は整いました。
いつもMacBookで起動しているbCNC実行ファイルをクリックしてみると反応しない。wikiにはTerminalで起動するといいと書いてあったので、
cd Desktop/bCNC-master
と入力してbCNC-masterフォルダ内まで移動、そして
sh bCNC
を入力すると何とか起動しました。
起動することが分かったので、Raspberry Pi3とCNCマシン(Arduino)をUSB接続し再度bCNCを立ちあげてみることに。いつもとは違うシリアルポート名が2つあり、
/dev/ttyACM0
のほうでOPENを押してみるとつながりました。
しかし、画面が小さすぎてジョグボタンが出てこない。Move Gantryは画面内にあるので、使ってみると一応動きました。3.5インチじゃやっぱり使えないなと思い、それならPendantはどうかというと、192.168.3.8:8080にMacBookからアクセスすると画面がでるのだけれども、なぜかNot connectになっている。以下。

Raspberry Pi3のほうでポートが開いてないのかもしれない。

リモートデスクトップを試してみる:
そしていろいろ検索しているうちに、リモートデスクトップ(https://www.realvnc.com/)でMacからRaspberry Piを操作できるということが分かったのでやってみることに(ここを参考)。書いてある通りにやってみると、
こんな感じでMacBook上にRaspberry Pi3の画面がでてきました。しかも画面が大きい。ポートを開いて動かしてみるとちゃんと動く。これは使えるかもしれないと思いましたが、この画面がRaspberry Pi3のほうにはなぜか現れていない。MacBookで勝手にRaspberry Pi3を使って操作しているだけのようで、画面を共有しているという感じではないみたい。
それなら、Raspberry Pi3のほうもbCNCを立ち上げて動かしてみようとすると、今度はMacBookのほうがつながらなくなる。どうやら一つのポート(ArduinoとRaspberry Pi3の間のポート)を取り合いしているような感じ。なんか惜しい感じ。きっとやり方があるのだろうけど、一つずつ問題を克服していくゲームにはまってしまいそうなので、いちど中断。今までのBluetoothを使ったやり方で充分CNCマシンは使えることを考えると、これ以上問題解決してもあまり意味ないかもということで保留。
一応Raspberry Pi3上でもbCNCは動かすことができたので、収穫はその程度で充分。それとリモートデスクトップで画面の小さいRaspberry Pi3では操作できない部分を補えるかもということで、無目的なまま少しだけ問題解決したという感じ。

追記:
次の日やりなおしたらbCNC+Pendantは一応つながりました。手順はこちら

Raspberry Pi3:3.5インチLCDタッチスクリーン設定

このあいだ届いたRaspberry Pi3(AliExpressで4328円)を使える状態にしようと思いましたが、HDMIのついたモニターと言えばTVしかないので、仕方なくTVを使ってNOOBSのインストールや初期設定をしておきました。基本的にパソコンはノート(MacBook)しか使わないので、Raspberry Pi3用に3.5インチLCDタッチスクリーン480x320px(AliExpressで1322円)も注文しておきました。タッチスクリーンは一日遅れで届いたので早速つなげてみることにしました。

TVをモニターにして初期設定までやったので、タッチスクリーンをつなげればすぐに使えるかと思ったらダメでした。購入したAliExpressのサイトにはインストールの仕方がのっていたのでやってみることに。
まず、SDカードを用意してリンク先でダウンロードしろと。
http://osoyoo.com/?p=968
Windowsを使ってのインストールの仕方しかのってませんが、見よう見まねで。
タッチスクリーンの裏側を見てバージョンに合わせたドライバーをダウンロードするようにと。
この右下に書いてあるversion 6.1がそうらしい。このversionに合わせてここからダウンロード
しかしかなり大きいrarファイル。解凍すると、3.97GBもあるrpi_35_v6_1_jessie8_kernel_4_1_19.imgというディスクイメージ。kernelとも書いてあるし、これってもしかしてOS丸ごと入れ換えかもしれない。先ほどの説明にも、まっさらなSDカードにドライバをインストールしろと書いてあったので、このタッチスクリーンの設定がされているLinux OSそのものを入れろということかも。ということは、TVをつないでインストールと設定した内容は無駄に終わったということになるかもしれない。
仕方ないのでインストラクション通りにすすめてみることに。
解凍した「rpi_35_v6_1_jessie8_kernel_4_1_19.img」をWindowsならWin32DiskImagerというソフトでSDカードにマウントするみたい。
とりあえず、そのままこの3.97GBのディスクイメージをSDカードに入れてみて、NOOBSみたいにできるかもしれないと思ってタッチスクリーンをつないで電源を入れてみました。画面が白いままで、どうも先に進んでいなさそう。すぐに電源を抜いて、今度はこのディスクイメージをダブルクリックしてみると、「boot」がMacBookデスクトップ上にマウントされました。

これをSDカードに入れてみたけど、そうするとbootのエイリアスしか入らない。MacならディスクユーティリティでSDカードにマウントできないかなと思ってやってみたけど上手くいかないので、先ほどのWindowsのマウントソフトのようなものがMac版でもないかと検索したところ、「ApplePi-Baker」というのがそれらしい。早速ダウンロード。
これです。念のため、SDカードはディスクユーティリティで初期化:MS-DOS(FAT)。
SDカードをMacBookの横に差して、ApplePi-Bakerで以下のようにやってみました。

左画面では、差し込んであるSDカードが自動認識されていて、あとは右側の画面のIMG file:のとこでダウンロードした「rpi_35_v6_1_jessie8_kernel_4_1_19.img」を選んで、その上にある「Restore Backup」ボタンを押してみました。4GBくらいあるので、3〜4分かかりました。
それで出来上がったSDカードをRaspberry Pi3に差し込んで(タッチスクリーンも接続して)電源をつなぐと、画面がでてきました。
こんな感じ。設定を見てみると初期状態になってます。案の定最初から設定やり直しです。
しかし、画面が小さすぎる。これではなかなか操作できません。いろいろ設定していると、ウィンドウが画面からはみ出ていて、設定のボタンが押せない。特にKeyboard LayoutでJapanとJapaneseを選んだあと決定ボタンが押せない。以下の画面。


最近Raspberry Pi3用の7インチタッチスクリーンがあるけど、たしかに3.5インチでは無理があるということで、そうなったのかも。全てコマンドラインで操作するならいいけど、GUIを使っての操作は画面からはみ出ているボタンをクリックできないし使えない。
それでも一応パスワード変更、Wifi設定、日本語、スクリーンショットできるscrotは入れておきました。Ksnapshotはなぜかインストール失敗。時間かかるので次回トライ。上画像はscrotで撮影。

Wifiはつながるので、bCNCのPendantでCNCマシンにアクセスしてみました。
bCNCは問題なく動くようです。それほど遅延もなく動きますが、わざわざこれをPendantとして使うことはないと思います。ちなみに、メニューバーは初期設定より細くしたので、わずかながら画面が大きくなりました。
当初はRaspberry Piをホストにして、ネットワークを通して遠隔操作しようと思ってましたが、Bluetoothで無線化してしまったので今のところあまり必要なさそう。


まとめ(Macの場合):
Kedei 3.5インチタッチスクリーンVersion6.1をRaspberry Pi3に接続するための設定は以下。
・ディスクユーティリティでDOS-V(FAT)フォーマット化したMicroSDカード(8GB以上)を用意。
http://osoyoo.com/?p=968へ行き手順を確認。
http://osoyoo.com/driver/rpiscreen.phpからタッチスクリーンのVersionに合わせてソフトをダウンロード。
・「rpi_35_v6_1_jessie8_kernel_4_1_19.rar」を解凍。
・「rpi_35_v6_1_jessie8_kernel_4_1_19.img」イメージファイルが出来上がる。
・DiskImagerソフト「ApplePi-Baker」をダウンロード&インストール。
・MicroSDカードをMacBookに挿入する。
・「ApplePi-Baker」のRestore Backupをつかって、「rpi_35_v6_1_jessie8_kernel_4_1_19.img」をMicroSDカードにマウントする。
・MicroSDカードをRaspberry Pi3に挿入。
・タッチスクリーンも接続してスイッチオンで起動。

しかし、3.5インチだと画面が小さすぎて、キーボード設定の画面で最後にボタンをクリックできない。その場合は(以下の画面で)、
Japanを選ぶとJapanese(PC-98xx Series)が自動選択されるけど、このときキーボードのTabキーを3回押せば、OKボタンにフォーカスされると思うので、そしたらReturnキーを押すと設定終了。一回少ないとキャンセルになって画面が閉じてしまうので、そうなった場合は再度チャレンジ。ここでキーボードを選べないと、おそらくUK仕様になってしまって、「@」マークや「:」などのキーの位置が変わってしまって打ちにくくなってしまう。以下は全部が見えている画面の場合。

ほかも、OKボタンが押せないときは、Tabキーでフォーカスを数回ずらしてリターンキー押せば大丈夫だと思います。

bCNCをRaspberry Pi3にインストールしようとおもったけど、この3.5インチのほうだと面倒なのでやめてしまいました。大きいモニターならいいけど、その場合はCNCマシンのそばに置くには邪魔になるので、できればこの3.5インチでコンパクトに操作したいところ。しかし、かなり使いづらいし、わざわざ使わなくても現状のBluetoothで充分。そのうち気が向いたらやってみます。

それから、Raspberry Pi3のスクリーンショット画像は、GoogleドライブにのせてMacに持ってこようと思ったけどGoogle系がこのブラウザだと対応してなくてだめでした。仕方なくメール(Hotmail経由)で送りました。後から気づいたけどUSBメモリでもよかったかも。WifiかBluetoothを通して直接やりとりしようと思ったけど、また設定しないといけなさそうなのでやめました。昔、使わなくなったMacにLinuxを入れたときがあって、そのときもいろいろ複雑な設定ばかりで、ずっといじっていました。検索してコマンドライン入力して、あーでもないこーでもないと、1日かかってもほんの少ししか先に進まない感じ。ようやく3Dデスクトップが見れて、おおすごいと喜んでいたけど、結局だたパソコンをずっといじって動作確認することが目的となってしまい、それで何をするという感じでもなかったので、だんだん飽きてやめてしまいました。

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Osoyoo LCD Touch Screen for Raspberry Pi:

This 3.5 inch touch screen module is designed especially for Raspberry  Pi, using the latest Linux Core system (vision 3.18.9), the latest  Raspberry Pi official UI desktop file system and the fastest SPI  transmission data, an ideal alternative solution for HDMI monitor and  convenient Men-Machine interface for Raspberry Pi, combined with the  portable power, DIY anywhere anytime.

 Features:

    LCD Interface: SPI
    Touch Screen Controller: XPT2046
    Backlight: LED
    LCD Type: TFT
    Resolution: 320*480 DOTS
    Core System: vision 3.18.9
    SPI Speed: 32MHz
    Color Levels Index: 65536
    Power Consumption/Backlight Current:  TBD
    Supports Raspbian system, enables  your system to:
    1) Take photos by touching (up to 17 camera modes)
    2) Support software keyboard (system interaction without  keyboard/mouse)
    3) Support driver is installed automatically.
    Note:  This screen can not play video games and watch video,only as the basis for the operation .
   You can feel free to download the driver for 3 .5" TFT LCD  Touch Screen. Pls check the following guild file.
  NOTE:
1.Please expand the SD card and restart it before the driver installation.
2.This sreen can used in the Raspbian and Noobs.the other system can't use ,please know this .
3.because the screen driver always upgrading,so when you receive it ,but can not operate, please contact customer
service consulting, customer service will teach you how to operate. Don’t open the case at the first, Thank you very much .


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