grbl1.1+Arduino CNCシールドV3.5+bCNCを使用中。
BluetoothモジュールおよびbCNCのPendant機能でスマホからもワイヤレス操作可能。
その他、電子工作・プログラミング、機械学習などもやっています。
MacとUbuntuを使用。

CNCマシン全般について:
国内レーザー加工機と中国製レーザー加工機の比較
中国製レーザーダイオードについて
CNCミリングマシンとCNCルーターマシンいろいろ
その他:
利用例や付加機能など:
CNCルーター関係:



*CNCマシンの制作記録は2016/04/10〜の投稿に書いてあります。


2016年9月22日木曜日

X-CARVE(アップグレードされたみたい)

DIY/CNCで人気のあるX-CARVEが少しアップグレードされたみたいです。 サイズは500mm、750mm、1000mmの3種類。1000mm(作業可能エリア750mm)のものだと、スピンドルや余計な付属品を含めなければ以下の値段($1174/送料別)。


特に変わったのは、電源ボックスでしょうか。それとジャック式Z軸プローブがついています。
構造的には、X軸のレールが上画像(左下)のように、スクエア断面で両端にVレールがついたようです。
以前の部品だと、
こんな感じ↑で、片側だけにVレールがついていたはず。これを2本ならべてX軸に使っていたと思います。この部品を肉厚で1本にしてシンプルかつ剛性を高めたのでしょう。
それと以前の電源ボックスは以下。
新しいのにくらべると、たしかにごちゃごちゃしてるし、こっちは非常停止ボタンがないです。

あたらしいバージョンは、大きくは変わっていないけれども、微妙に細かいところが強化された感じです。これで12万円くらいならけっこうリーズナブルなのではないでしょうか。送料は1〜2円万くらいでしょうか?DeWalt611のスピンドルとマウントを足しても$159上乗せになるだけなので、いっしょに頼んだほうが安いと思います。DeWalt611だけでも日本で買えば3万円近くするので。

INVENTABLES(X-CARVEのメーカー)の部品はAliExpressでも売っていますが、この新しいタイプのものはまだ売ってないと思います。
従来の部品なら(片側にだけVレールがついているもの)、

AliExpress.com Product - Makerslide Aluminium Extrusion Buildlog 2X laser ORD bot 3 D printer CNC mill frame Aluminum Profiles MakerSlide Extrusion 50cm単位で1914円(送料込み)。

AliExpress.com Product - Solid V Delrin Wheel 5mm bore - V Rail V Slot Aluminium Linear Extrusion 3D Printer RepRap CNC v-wheel Makerslide Openrail そしてV溝ホイールは10個セットで2874円(送料込み)。

2016年8月3日水曜日

CNCマシン:LaserWeb3

ブラウザベースのG Code SenderであるLaserWeb3ができたようです。
ちょっと前までLaserWeb2でしたが、いつのまにかLaserWeb3にバージョンアップしたみたいです。
以前、LaserWeb1と2を試してみたときの内容はこちらへ
追記:
LaserWeb4(アルファ版)もできたようです。
Chrome上で動くようです。
さっそくダウンロード&インストールしてみました。
各OSごとのインストール方法はwikiページにのっているので、やや面倒ですが、それに従えば難しいことはないと思います。どうやらRaspberry Piにもインストールできるようなので便利かもしれません。
dxf、svg、stlなどのフォーマットも読み込めるようです。

関連:
Laserweb3を使用してスタンプ制作(使用例)

2016年7月9日土曜日

HDMIアダプター

Raspberry Pi3にタッチスクリーンを接続するためのHDMIケーブルが、差し込み口に対して向きが合っていないので、いくつかHDMIアダプターを購入してみました。
元々タッチスクリーンに付属していたHDMIケーブルは一番上のものです。フラットケーブルなので曲げにくい方向があります。下にある各アダプターがAliExpress今回購入したものです。オス-オス、90度、11cmの短いケーブル、180度回転可能なものなどあります。国内で購入すると500円以上しますが、AliExpressだとそれぞれ100円~200円前後です。
特に、この二つがタッチスクリーンと接続する際に便利そうです。左のものは90度を2個つなげて180度折り返すパターン、右のものは180度どちらの方向にも折り曲げることができるアダプター(結果的には、右側のものを使う予定)。

こんな感じで、タッチスクリーン(7インチ)には外側に向けてHDMI端子がついているために、裏面の内側に折り返したい時にあると便利です。
最終的には、こんな感じにしたいと思っていますが、実はまだ上手くつながっていません。180度折り曲げて、オス-オスでつなぎ、90度折り曲げてRaspberry Pi本体につなげたいのですが、HDMI端子がこのままだと表裏反転したままになっています。なので、Raspberry Pi本体を表裏反転しつつ、逆90度のアダプターが必要になります。

アクリル板をタッチスクリーン裏にネジ留めし、そのアクリルにRaspberry Pi本体をとりつけるイメージです。ということで、逆90度のアダプターを追加注文しました。

アマゾンだと、ものによっては安いものもありますが、500円くらいするときもあります。
追記:最近は安いものも出てきました。
全部に対応 HDMI 接続 変換 4つセット mini HDMI & micro HDMI 90° L型 延長 コネクター
Posted at 2017.6.6
ten10
販売価格 ¥63
(2017年6月6日16時5分時点の価格)
売上げランキング: 470


AliExpressなら、

AliExpress.com Product - HDMI male to HDMI female cable adapter converter extender 90 degree right angle adaptor for 1080P HDTV near wall PC monitor
AliExpress.com Product - 180/360 Degree Rotating Adapter HDMI Male to Female HDMI Cable Adaptor Connector extender for 1080P HDTV
AliExpress.com Product - 12cm Angled Mini HDMI Male to HDMI Female M/F Adaptor For Monitor and Camera device With Mini HDMI
100円〜200円前後で購入できます(2~3週間かかりますが)。探せば上記以外にも、もっと安いものもあると思います。

最近は、アマゾンでも中国製の安いものがたくさん売っています。アマゾンに在庫がある場合は、すぐに発送してくれることもありますが、ものによっては中国から発送してくる場合もあるので、AliExpressで購入するのとあまり違いがない場合もあります(届くまで時間がかかる、AliExpressよりやや高い)。

追記:
Raspberry Piの小型モニターとHDMI接続するなら以下のコネクタがいいかもしれません。
AliExpress.com Product - Elecrow HDMI Connector for 5 inch HDMI Raspberry Pi Screen Dispaly DIY HDMI Connector Kit 113円(送料無料)180度折り返しのプラグなのでモニタのサイドに出っ張りがなくてよさそうです。

2016年6月14日火曜日

Raspbarry Pi3 7インチタッチスクリーン1024x600px

Raspberry Pi3(AliExpressで4328円)を購入した際に3.5インチタッチスクリーン(480x320px:1322円)も同時に注文しましたが、3.5インチだと小さすぎて使いづらいので、さらに7インチタッチスクリーン(1024x600px:5028円)を注文し直しました。それが今日届きました。送料無料でしたが、8日間で届いたことになります。かなり早いほうです。

Raspberry Pi3本体よりも値段が高かったのでためらいましたが、やはり3.5インチでは使いづらいので購入することに。いつものようにAliExpressで探してみましたが、結果的に1024x600pxのものにしました。
公式の7インチタッチスクリーンもありますが1万円くらいします。しかも解像度が800x480pxです。

Raspberry Pi RASPBERRYPI-DISPLAY
Posted at 2017.6.18
Raspberry Pi
販売価格 ¥10,899
(2017年6月18日0時4分時点の価格)
売上げランキング: 1334

AliExpressで探してみると、当然安いのですが、7インチでもいくつか種類がありました。
だいたいは、7インチでも
・800x480px、タッチパネルなし(3000円前後)
・800x480px、タッチパネルあり(4000円前後)
・1024x600px、タッチパネルなし(4000円前後)
・1024x600px、タッチパネルあり(5000円以上)
という感じ。
AliExpress.com Product - LCD HDMI Touch Screen 5 inch Display TFT 800*480 for Banana Pi Raspberry Pi 3 / 2 Model B / B+
解像度だけで見れば、800x480pxなら5インチというのもありますが、3.5インチ480x320pxでは小さすぎたことから、できるだけ大きく1024x600pxを候補としてます。


こんな感じで公式と同じ7インチ800x480pxの大きさですが、いろいろ基板とかついているため、ケースがないとこのままでは使いにくいという感じ。4200円送料無料。いちおうタッチスクリーンです。
これでもいいかと思いましたが、もう少しさがしてみると、


これは7インチでも1024x600pxもあります。しかも3230円です。しかしどうやらタッチスクリーンではなさそうです。タッチスクリーンはあまり使わないので(でもあったほうがよさそう)、これでもいいのかもしれません。
これは先ほどのものにケースというか土台がついたもの。4307円。あまりいいデザインではないですが、こんな感じでまとまっていれば使いやすいかもしれません。これもタッチスクリーンなしです。ただの1024x600pxのLCDスクリーン。ただこれも含め上の3つは基板は同じタイプ。小さい基板とタクトスイッチの基板はキーボードと書いてありますが、何か調節用でしょうか。気になるのが電源部分。もしかするとRaspberry Pi本体とは別に電源が必要かもしれません。USBとDCプラグのケーブルがついているので、Raspberry PiのUSB端子から電源供給かもしれません。

そうなるとつぎに考えられるのは、1024x600pxでタッチスクリーンのタイプ。
こんな感じで余計な基板などなくすっきりしているタイプ:7794円。1024x600pxでタッチスクリーン。アクリルっぽいケースというかフレームがついています。でもけっこう高価です。ケーブルもUSB経由でタッチパネル制御、モニターはHDMIケーブルです。

そしてこれのケース(フレーム)なしのものが、今回購入した以下のもの。
現在5384円。購入したときは5%オフとクーポンで5028円でした。
これは1024x600pxでタッチスクリーン。
それで、最初の写真にもどると、

5000円代になると、このようにタッチパネルの基板も本体にまとめてあって、HDMIケーブルとUSBケーブルを接続するだけです。別電源は必要なし。ただですらケーブルでごちゃごちゃしてしまうので、できるだけすっきりしていたほうがよさそうです。裏側は以下のような感じ。


注文して次の日には配送したようで、送料無料になっているわりには8日間で届くというかなり早い対応です(ほかのショップもこのくらいの対応をして欲しい)。たぶん、他のショップの多くは注文を受けてから在庫確保しているに違いない(無在庫転売/ドロップシッピング)。そのためすぐに配送できないのでしょう。
このショップはおそらくメーカー直送のためか、配送もすぐだったし梱包もしっかりしています。
内容物は:
7インチタッチスクリーン本体
HDMIケーブル
USBケーブル
ネジ+スペーサー
DVD-R

そして付属DVD-Rには、以下のようなものが入っていました。

さらに中には、
マニュアル各種、ドライバー、イメージファイル、ソフトなど一通り必要そうなものが入ってます。配送の対応が早かったし、付属のソフト類もきちんとしており、ここのショップは今までになくかなり親切です。
Documentフォルダのなかに7inch Quick start(Read Me).pdfがあるので、それを見てみると、


1 .How to easily check if the LCD is OK?
Connect the LCD's USB interface to the windows-system computer's USB interface,
connect the LCD's HDMI interface to the computer's HDMI interface (connect to USB, then connect to HDMI).
Normally, we can see the Windows to identify a touch driver. When the installation is completed (the first installation generally requires 3~5 minutes), you can test the touch and LCD display.

2. using the images we have provided.
Step 1: Step 2:
Step 3:
Copy the image to the computer.
Format SD card by
SDFormatter.exe, downloaded the image into the SD card by
Win32DiskImager.exe.
Insert the SD card to Raspberry Pi, use the HDMI cable to connect Raspberry Pi

and LCD. Connect the one of four USB of the Raspberry Pi and LCD with the USB cable, then Raspberry Pi on electricity. If the display and touch are normal, the procedure is successful. (Please use the 2A power supply enough)
3. how to use with the official mirrors of Raspberry Pi?
Step 1:
Step 2: Step 3:
Download the latest image from the official website.
https://www.raspberrypi.org/downloads/
Format SD card by SDFormatter.exe, downloaded the image into the SD card by Win32DiskImager.exe.
Open the SD card drive, find the config.txt file in the file, then add the following code in the end according to resolution:
·For 7inch HDMI LCD (B)(800 x 480),Add
max_usb_current=1
hdmi_group=2
hdmi_mode=1

hdmi_mode=87
hdmi_cvt
800 480 60 6 0 0 0
·For 7inch HDMI LCD (C)(1024 x 600),Add
max_usb_current=1
hdmi_group=2
hdmi_mode=1
hdmi_mode=87
hdmi_cvt
1024 600 60 6 0 0 0

こんな感じです。どうやら、公式のイメージファイルも使えるようです。SDカードにマウントしたイメージファイルのconfig.txtに上の4行を書き足せばいいようです。
しかし、このようにやってみたのですが、画面には何もでてこない(白画面)でした。よく読むと一番上にUSBとHDMI接続すると3~5分くらいかけてタッチパネルのドライバーがインストールされるようですが、すぐに電源を切ってしまいました。モニターはHDMI接続なので、すぐに使えるとは思うのですが、少なくてもタッチパネルのドライバーはインストールしないとダメそうです。
ということで面倒なので、DVD-Rに入っていたイメージファイルをチェックしてみると、2016年3月のものになっていたので(現行の公式イメージファイルより一つ古いバージョン)、まあ大丈夫だろうと、そのままこのイメージファイルごとをマウント(ApplePi Bakerで)しました。やはりそうするとあっさり使えるようになりました。

一通りwifi、キーボード、日本語など設定し、
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
をしながら、scrotやbCNCもインストールもしてみました。

これ↑が、bCNCの画面です。3.5インチとは違って広々しています。縦が600px、このままだとやや下のほうが欠けていますが充分つかえそうです。左下が上下左右のジョグボタンです。ぎりぎり入っているのでこのままでもいけそうです。
以下は3.5インチのときの画面。かなりちがいます。上の画面の約1/4くらいしか見えていなかったという感じです。

それとこの3.5インチだとHDMI経由ではなくI2C通信で画面を表示させているため、すこし反応が遅いのも気になっていました。
今回の1024x600pxだとかなり実用的です。同じ7インチでも公式の800x600pxよりもピクセル数は多いのでその分表示される内容も増えます。
やっとこれでRaspberry Pi3が使えるようになったという感じです。

ちなみに画面が小さい場合は、右側の「State:」をクリックすれば折りたたむことができるので、下の「Command:」の入力欄も見えるようになります。また右画面との境目を左右に動かして画面幅を調整することもできます。


http://elinux.org/RPiconfig#CMA_-_dynamic_memory_split

追記:
どうやら付属のイメージファイルには以下のbcm2835というCライブラリも既にインストールされているらしい。

Install C Library bcm2835
The bcm2835 installation package file can be found on: /home/pi/bcm2835-1.25 under the image we provide, or can be obtained from the official website: http://www.airspayce.com/mikem/bcm2835/
Copy the installation package into your own system via a USB flash drive, enter the bcm2835-1.25 folder, then do this to install:


./configure
make
sudo make check
sudo make install

人気の投稿