国内レーザー加工機:
まず、国内のCNCレーザーなら以下のSmart DIYsの「FABOOL Laser Mini 1.6W」。
ダイオードレーザー1.6Wで64,584円。
厚さ2mmまでの合板やアクリル(透明アクリルは切断不可)が切断可能。
また、3.5Wにパワーアップしたバージョンは以下。
3.5Wだと91,584円。4mmまで切断可能らしい。
FABOOL Laser CO2(40W):280,584円。
さきほどのダイオードレーザーを使ったFABOOL Laser Miniとは違って、40WのCO2レーザーを使っているためかなり強力。その分値段も急に跳ね上がる。
これであれば、透明アクリルも含め合板など10mmの厚さまで切断可能。たしかにレーザーで切断するなら、このくらいの出力が欲しいところ。工業用に比べれば安いけれども、28万円というのは一般素人にはまだまだ高価。
似たようなものが他にないか探してみると、国内のレーザー加工機であればPodeaというのもあります。
ラインナップとして:
1.6W Eco Cycleモデル 75,384円
1.6W 基本モデル 96,984円
3W モデル 129,384円
6W モデル 172,584円
1.6Wや3Wのものは、FABOOL Laser Miniと似たような感じ。どうやら日本製の部品を使っているらしく(中国製の部品より精度がある)、その分高価になっているみたい。その他品質向上のために独自のプログラムや回路設計も行っているようです。
より高出力を求めるなら6Wモデルというのもある点が気になります。しかし税込みで17万円となると、少し躊躇してしまいます。
基本的にこれらのレーザー加工機は2軸のCNCマシンなので、X軸とY軸がステッピングモーターで駆動する仕組みです。Z軸に関しては上下に動かないので、ヘッドを取り替えてCNCルーターマシンに転用することはできません。構造的にも、切削抵抗を受けるCNCルーターにとっては華奢かもしれません。
ということから、自作は無理だしレーザーだけでいいというなら、これらの製品が確かにリーズナブルだと思います。
とにかく価格重視:
それでもまだ高価だというのであれば、中国製のレーザー加工機という選択肢もあります。ただその分リスクはあるかもしれません。精度だったり、制御プログラムや電源の問題だったりと。しかし、価格的にはかなり安いのは確か。中国のAmazonのような物販サイトAliExpressでは中国製品がかなり安く購入できます。ある程度の知識やスキルがあって改造などできるのであれば特に問題ないと思います。
まずはレーザーヘッド部分だけ交換するならば、
AliExpress.com Product - 500mw/800mw/2500mw/5500mw 405/450NM focusing blue purple laser module wood engraving,pwm TTL control laser tube diode+ goggles5.5Wダイオードレーザーモジュール 約7,027円(送料込み)。
1.6Wや3Wでは物足りないというならば、レーザーヘッドをこれに変えれば出力5.5Wになります。ドライバ基板、ACアダプターもついていてかなり安い。
AliExpress.com Product - High Power 15w Laser Diode Module Lazer Head diy cutter engraver cnc machine for metal wood 450nm 15000mw 15 w TTL18,606円(送料込み)
15Wもあります。
また最近(2019年)であれば、以下のような肩持ちばりのシンプルで安価なCNCレーザーマシンもあるようです。
付属のダイオードレーザーは3500mW、6000mW、7000mW、20Wから選択可能。最近は20Wが最大出力らしい。
AliExpress.com Product - Powerful 20W 450nm blue laser module DIY laser head for Master Series CNC laser engraving machine Accessory with Wrench20W ダイオードレーザーCNCマシン、21,140円(送料込み)
以下は従来のセット。
AliExpress.com Product - 15W laser_AS-5, 15000MW diy laser engraving machine,metal engrave marking machine,metal carving cnc router machine,advanced toys45,347円(送料込み)
これは15Wのセット。作業エリアはA5サイズ程度で小さいですが高出力。
AliExpress.com Product - Ship DHL 10W laser 14*20cm,10000MW big DIY laser engraving machine,diy marking machine ,diy laser engrave machine,advanced toys37,384円(送料込み)
これもA5サイズで、10Wになれば少し安い。
AliExpress.com Product - Benbox 405nm 10000mW Mini desktop DIY Laser engraving engraver cutting machine Laser Etcher CNC print image of 50 X 65 cm logo35,367円(送料込み)
これは↑作業エリア500x650mmで出力10W。
この作業エリアと10Wの出力でこの値段ならかなり安いはず。制御に関してはArduino+Grblで可能なので、もし付属の制御プログラムや制御基板(モータードライバ含め)が不十分であったとしても以下の追加で改良できます。
AliExpress.com Product - Free shipping! New cnc shield v3 engraving machine / 3D Printer / + 4pcs A4988 driver expansion board Arduino基板、CNCシールド、モータードライバのセットで433円(送料込み)
あと問題となるのは、ステッピングモーターを駆動するための安定化電源。これが日本国内のAC100Vに対応しているかどうか?
AliExpress.com Product - Best quality 24V 5A 120W Switching Power Supply Driver for LED Strip AC 100-240V Input to DC 24V1,139円(送料込み)。24V 5A AC100-240V対応。
キットに安定化電源が付属しているのであれば問題ないですが、もしAC240Vしか対応していないのであればAC100V対応のものが必要。キットを購入する前にAliExpressのショップにメール確認するといいと思います。必要アンペア数も十分なものを購入する必要もあります。
ShapeOko Wikiを見ると、電源についてはNEMA17クラスのステッピングモーター(4個使用)なら100〜120W、NEMA23(4個使用)なら150〜200Wくらいあったほうがよさそうです。つまりNEMA17(4個使用)の場合、DC12Vなら8〜10A、DC24Vなら5A以上という感じです。
とりあえず安いキットで試す:
改造や改良となると、ある程度の知識やスキルは必要となりますが、とりあえず安いキットを購入して試してみるという方法もあると思います。ある程度理解が深まれば、改良するための部品を追加注文したり、新たに自分の望むスペックに合わせて自作するという感じになると思います。
AliExpress.com Product - benbox 1000mw laser engraving machine cutting maching laser engraver big working area 65*50cm support laser power adjustこれは低出力1000mwのレーザー加工機セット、20,839円(送料込み)。
このような比較的安価な製品をもとに改造していってもいいと思います。
AliExpress.com Product - CNC3018 ER11 (laser options) ,diy cnc engraving machine,Pcb Milling Machine,wood router,laser engraving, GRBL control,cnc 3018
コンパクトなタイプであれば、CNC3018(作業エリア300x180mm)。このタイプはレーザーをオプション追加することもでき、ビギナー向けのオールインワンタイプ。CNCマシン単体(3軸):20,602円(送料込み)500mWレーザー付き:23,376円(送料込み)2500mWレーザー付き:27,971円(送料込み)5500mWレーザー付き:33,779円(送料込み)まず、国内のCNCレーザーなら以下のSmart DIYsの「FABOOL Laser Mini 1.6W」。
ダイオードレーザー1.6Wで64,584円。
厚さ2mmまでの合板やアクリル(透明アクリルは切断不可)が切断可能。
また、3.5Wにパワーアップしたバージョンは以下。
3.5Wだと91,584円。4mmまで切断可能らしい。
要は、レーザーヘッド部分を3.5Wに置き換えるというもの。この3.5Wレーザーヘッド(別売り)だけで37,584円。
ただ、3.5Wにしても光が透過してしまうため透明アクリルを切断することはできない(黒アクリルなら可能)。透明アクリルも切断したいというなら、以下のCO2レーザーになる。
FABOOL Laser CO2(40W):280,584円。
さきほどのダイオードレーザーを使ったFABOOL Laser Miniとは違って、40WのCO2レーザーを使っているためかなり強力。その分値段も急に跳ね上がる。
これであれば、透明アクリルも含め合板など10mmの厚さまで切断可能。たしかにレーザーで切断するなら、このくらいの出力が欲しいところ。工業用に比べれば安いけれども、28万円というのは一般素人にはまだまだ高価。
似たようなものが他にないか探してみると、国内のレーザー加工機であればPodeaというのもあります。
ラインナップとして:
1.6W Eco Cycleモデル 75,384円
1.6W 基本モデル 96,984円
3W モデル 129,384円
6W モデル 172,584円
1.6Wや3Wのものは、FABOOL Laser Miniと似たような感じ。どうやら日本製の部品を使っているらしく(中国製の部品より精度がある)、その分高価になっているみたい。その他品質向上のために独自のプログラムや回路設計も行っているようです。
より高出力を求めるなら6Wモデルというのもある点が気になります。しかし税込みで17万円となると、少し躊躇してしまいます。
基本的にこれらのレーザー加工機は2軸のCNCマシンなので、X軸とY軸がステッピングモーターで駆動する仕組みです。Z軸に関しては上下に動かないので、ヘッドを取り替えてCNCルーターマシンに転用することはできません。構造的にも、切削抵抗を受けるCNCルーターにとっては華奢かもしれません。
ということから、自作は無理だしレーザーだけでいいというなら、これらの製品が確かにリーズナブルだと思います。
とにかく価格重視:
それでもまだ高価だというのであれば、中国製のレーザー加工機という選択肢もあります。ただその分リスクはあるかもしれません。精度だったり、制御プログラムや電源の問題だったりと。しかし、価格的にはかなり安いのは確か。中国のAmazonのような物販サイトAliExpressでは中国製品がかなり安く購入できます。ある程度の知識やスキルがあって改造などできるのであれば特に問題ないと思います。
まずはレーザーヘッド部分だけ交換するならば、

1.6Wや3Wでは物足りないというならば、レーザーヘッドをこれに変えれば出力5.5Wになります。ドライバ基板、ACアダプターもついていてかなり安い。

15Wもあります。
また最近(2019年)であれば、以下のような肩持ちばりのシンプルで安価なCNCレーザーマシンもあるようです。


以下は従来のセット。

これは15Wのセット。作業エリアはA5サイズ程度で小さいですが高出力。

これもA5サイズで、10Wになれば少し安い。

これは↑作業エリア500x650mmで出力10W。
この作業エリアと10Wの出力でこの値段ならかなり安いはず。制御に関してはArduino+Grblで可能なので、もし付属の制御プログラムや制御基板(モータードライバ含め)が不十分であったとしても以下の追加で改良できます。

あと問題となるのは、ステッピングモーターを駆動するための安定化電源。これが日本国内のAC100Vに対応しているかどうか?

キットに安定化電源が付属しているのであれば問題ないですが、もしAC240Vしか対応していないのであればAC100V対応のものが必要。キットを購入する前にAliExpressのショップにメール確認するといいと思います。必要アンペア数も十分なものを購入する必要もあります。
ShapeOko Wikiを見ると、電源についてはNEMA17クラスのステッピングモーター(4個使用)なら100〜120W、NEMA23(4個使用)なら150〜200Wくらいあったほうがよさそうです。つまりNEMA17(4個使用)の場合、DC12Vなら8〜10A、DC24Vなら5A以上という感じです。
とりあえず安いキットで試す:
改造や改良となると、ある程度の知識やスキルは必要となりますが、とりあえず安いキットを購入して試してみるという方法もあると思います。ある程度理解が深まれば、改良するための部品を追加注文したり、新たに自分の望むスペックに合わせて自作するという感じになると思います。

このような比較的安価な製品をもとに改造していってもいいと思います。

より強力なC02レーザー加工機:
ダイオードレーザーでは物足りないので、やはりCO2レーザーでアクリルなども切断したいというなら、

作業エリアはA4サイズ程度ですが、40WのCO2レーザーなので、アクリルも簡単に切れるはずです。ただ、CO2レーザーの場合、内蔵されているガラス製のレーザー管、それを冷やすための水冷用ポンプだったり、仕組みはやや複雑です。特に配送途中でガラス製のレーザー管が割れたりするので、その辺のトラブルを避けるためにあらかじめショップとやりとりしておくほうがいいと思います。

0 件のコメント:
コメントを投稿