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2018年6月3日日曜日

Ubuntu 18.04:テキストエディター(gedit)で毎回新規ウィンドウで開く設定

ランチャーなどの簡単なスクリプトはテキストエディター(gedit)を使っていますが、複数書類を開くときにタブで表示されるので、新規ウィンドウで開くように設定できないかと。
調べてみると、ここにその方法が書いてありました。

「/usr/share/applications/org.gnome.gedit.desktop」のデスクトップファイルの中に記述されているコマンドを

Exec=gedit -s %U

にする。「-s」は新規ウィンドウで開くオプションのようで、「%U」についてはここに書いてあり、複数のファイルパスに対応しているようです。

それから、このコマンドでタブ表示不可'never'にします(dconfエディターでも可)。

gsettings set org.gnome.gedit.preferences.ui show-tabs-mode 'never'


dcofエディターの場合


このように設定し直したのですが、まだ少し不完全な挙動。
再度「/usr/share/applications」の中にある「.desktop」ファイルを見てみると、まず「org.gnome.gedit.desktop~」というのがあり、このファイルを書き換えたのですが、よく見ると末尾に「~」がついています。おそらくこれはバックアップファイル。


さらによく見てみると、「Text Editor」というファイルが2個もあります(以下)。



もともと表示名は日本語の「テキストエディター」でありファイル名も違うしわかりにくい。
いずれにせよ3つすべて書き換えればいいはずですが、この「Text Editor」というファイル名は「ls」コマンドでは出てこない。
「/usr/share/appliactions」の中を「ls -a | grep 'edit'」で探してみると、

gedit.desktop
nm-connection-editor.desktop
org.gnome.gedit.desktop
org.gnome.gedit.desktop~

この4つがでてくるので、2番目以外の3つを書き換えるということになります。
まず上から、

sudo nano gedit.desktop

で見てみると、ひとつだけ書き換えられていないものを発見。おそらくこれが理由で変な挙動になっていたのでは。残り2個は以前書き換えたときに、

Exec=gedit -s %U

にしたので大丈夫です。
ということで3つとも「-s」を付け加えて書き換えてみるときちんと別窓で開くようになりました。
それにしてもファイル名が表示名と違うのでわかりにくい。
Ubuntu 18.04にアップグレードしても、使っているうちにまだまだ細かな設定が必要になりそうです。

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